院長神田 宏治
産婦人科医の父の背中を見て同じ仕事につくようになりました。一卵性の双子の息子たちがいて、成人しています。20年以上前に彼らがまだ子宮の中にいた時、主治医として父として危険な産科合併症を経験したことをきっかけに、産科医療の道を天職として志すようになりました。
- 大阪医科大学卒業(H.07)
- 医師国家試験合格(H.07)
- 医学博士
- 産婦人科専門医
- 臨床遺伝専門医
- 細胞診専門医
- 母体保護法指定医
- 大阪医科大学産婦人科臨床教授
私、神田宏治が平成18年に院長として着任してから、18年目となり無事に1万5千人以上のベビーの誕生をお迎えしました。私自身も54歳となり当時小学生だった息子も同じ職業で歩み出しています。私自身も医師として充実した時間を過ごさせていただいた中で、いかに皆様や社会にお返しできるかについて考えるようになりました。周産期医療を安全に続けさせていただけていることを、当院と関係する皆様に心より深く感謝申し上げます。また少子化が進む中、多くの皆様に当院を選んでいただきまして感謝しております。
さて、4年前に端を発した新型コロナウイルス感染症も浸透しコロナ禍も終焉を迎え、いよいよ新しいステージに入ってまいりました。コロナ禍の期間、感染予防の観点から立会いや面会制限を強いられましたが、現在ほとんどの制限は解除されています。その期間、陣痛を迎えた患者様へ精神的、肉体的負担を軽減してもらうために、ご希望される方には硬膜外麻酔を併用することを案内するようになりました。いわゆる無痛分娩のことです。当院では無痛分娩自体は特に血圧が高い、不安が強いなど医学的に勧められる方を対象に15年以上前から行っておりましたが、昨今の無痛分娩に対しての需要の高まりから希望者全員に提供することとし、HPで無痛分娩の告知を3年前より始めた結果、昨年は普通分娩の4割以上の方が無痛分娩を選ばれて年間300例以上の方が受けられています。
現在、多くの方が無痛分娩に興味を持ち迷われている状況があります。初産婦、つまり初めての分娩の方には一度陣痛を感じてみてからどうするかを決めることをお勧めしています。当院では曜日や時間を問わず無痛分娩を申し込むことができますので、ご安心ください。一方、分娩を一度でも経験された上で無痛分娩を希望される経産婦の方には、計画無痛分娩をお勧めしています。妊娠38週ごろに、この日に出産すると決めてもらい、入院して陣痛を起こしていきます。陣痛が強くなる前には麻酔を始めますので、ほとんど痛みを感じることなく8~9割の方は当日出産となります。自然陣痛からの無痛分娩も選択は可能ですが、経産婦の場合は出産経過が早く麻酔の効果が間に合わない恐れがあるためお勧めしていません。詳しくは無痛分娩の項をご覧になり、希望される方は是非ご検討ください。
当医療法人では、より複雑化する医療内容に応えるために麻酔科専門医の常勤医:松本怜子医師を無痛分娩のスタッフとして迎えました。また、尼崎市の園田駅最寄りで19床の有床診療所である阪神バースクリニックを2024年5月に新規開設します。尼崎・伊丹市エリアは近年分娩施設が減少したため新規施設の設立が望まれていましたが、元々当院で非常勤医として10年近く勤務している医師を中心に開設する運びとなりました。当院の伝統である自然な分娩から無痛分娩まで、一人一人の希望に沿った「お母様と赤ちゃんに優しい分娩」を両医療施設ともに実践してまいります。いつもの医師が身近にいるというアットホームな点だけではなく、緊急時にも複数の医師が素早い対応をとれるような高い医療水準を維持できるように努めてまいります。また高次医療機関での治療を要するハイリスクの患者様には地域の関連基幹病院と速やかなる連携をとって診療に当たりますので、ご安心ください。地域で愛される分娩施設としてご期待に応えて行けますよう、今後ともスタッフ共々頑張って参りたいと思っております。
令和6年1月
医療法人琢生会 理事長
神田マタニティクリニック 院長 神田宏治
産婦人科医の父の背中を見て同じ仕事につくようになりました。一卵性の双子の息子たちがいて、成人しています。20年以上前に彼らがまだ子宮の中にいた時、主治医として父として危険な産科合併症を経験したことをきっかけに、産科医療の道を天職として志すようになりました。
大学病院や国立病院を経て、平成22年から神田マタニティクリニックで外来を担当しています。
私生活でも神田マタニティクリニックで3回出産して、3児の母です。
私自身ここのクリニックに通院し、出産できて本当に良かったと思ってます。
今度は皆様にもそう思ってもらえるよう、いい医療を提供できるよう頑張りたいと思っています。
私自身も子育てに奮闘中ですので、妊婦さんや子育てするママの悩みには共感できる事も多いと思います。
どういったことでも気軽に相談してください。
複数での周産期センターでの勤務で、たくさんの妊婦さんとお産に関わってまいりました。
ご家族にとって新たな大きな第一歩が健やかで幸せなものであるよう、伴走させていただけたらと思います。
心配事や不安なども気軽にご相談ください。どうぞよろしくお願いいたします。
それぞれの年代の悩みに耳を傾け、地域の女性のトータルライフサポートができるように努めて参ります。女性として、母親としての思いや悩みを皆様と共有しながら、楽しく質の高い医療を提供できればと思います。高度な医療が必要と判断した場合は、適切な医療機関へ速やかにご紹介致します。
今後も地域の皆様のために努めて参ります。よろしくお願いいたします。
麻酔科医としての経験からより安心でより安全な無痛分娩や母体管理を提供することを核に、産科医療全般に関わっていきます。
産科医、麻酔科医、助産師でタッグを組みながら、ママとベビーに安心で安全な産科医療をお受けいただけるように尽力させていただきます。皆さまにとってお産が最高の思い出となりますよう私たちがお手伝いして同じ時間を共有させていただけることを感謝しています。
ここまでの病院やクリニックで診察する中で、様々なライフステージに立つ女性とお話しさせてもらい、特に妊娠や出産に対する喜びや不安、時に複雑な気持ちにもたくさん接してきました。
微力ながら、満足のいく妊婦生活と出産となるよう、診察を通して私も一緒に寄り添い歩んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
私は学生時代に出産を経験しました。みなさんと同じ、専門的な知識も何もない状態で出産し、その後の子育てと学業に奮闘しながら乗り越えてきた自身の経験を活かして、少しでも誰かの役に立ち、寄り添えたらと思い産婦人科医師を志しました。妊娠中は不安なことが沢山あると思います。どんな些細な質問でも遠慮せずに聞いてください。できる限り丁寧にお答えし、ご出産される日まで安心して笑顔で過ごしていただけるよう全力でサポートさせて頂きます。
当医療法人の先代の理事長です。 現在は山田駅前の診療所で婦人科診療をしています。
当院顧問 加藤明Drのクリニックはこちら